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場所、手、クリエーションのシンフォニー
あらゆるものに音は宿ります。それは、耳で聴くのではなく、心で感じるもの。「カシミヤの音色」は、サウンドデザイナーのキアラ・ルッツァーナとのコラボレーションから生まれた、多感覚に響く特別なプロジェクトです。
「カシミヤの音色」から生まれるメロディは唯一無二。一つひとつの音が独自の個性を放ちながら、時空を超えたひとつの調べの中に溶け込んでいきます。
ストーリーとして語られる、熟練職人の静かで丁寧な手作業の姿。異なるリズムを追うように時が流れる空間の中心で、メロディは静かに成長し、目には見えないけれど力強い調和を祝い、物質と非物質の出会いから音の物語が生まれます。土地、空間、素材、そして仕草。これらの各要素が目に見えないオーケストラの中で融合し、音楽という普遍の言葉でストーリーを語ります。「繊維の音」「職人の静寂」「自然の共鳴」、そのすべてが時を超えたメロディの中で絡み合い、正確さと敬意、美への深い愛が込められた物語を奏でます。キアラ・ルッツァーナは、遠くに感じられる音を心に届く普遍の言葉へと変え、私たちをこの音の旅へと導きます。彼女のアートを通じて、ただの「音」が音楽に昇華され、純粋な感動へと変わるのです。
「まるですべてが、壮大なオーケストラのようです。そこでは、それぞれのエレメントが、自然に響き合うことができるのです。」
Chiara Luzzana
カロリーナ・クチネリとキアラ・ルッツァーナが、プロジェクトの舞台裏へ私たちを誘い、「カシミヤの音色」のストーリーを語ります。